どこかでのんびりしたい。釣りがしたい。あと温泉にも入りたい!5月の初夏のうららかな陽気を浴びていると、仕事なんて放りだしてどこかへ旅したくなってくる。
海の釣りも楽しいけど、この季節は渓流釣りが楽しい。渓魚を釣って、山菜を採ってバーベキューなんかも乙なもの。そんな事ができる場所を調べて、見つけました。
場所は奥飛騨温泉郷と言われる地域。温泉がとても豊富に湧いているらしい。そこに高原川という中規模の川が流れており、釣れる魚はヤマメ・岩魚。それも結構いい型のものが出るらしい。これは是非行かなくてはと思い、友達を誘っていってきました。
初めて訪れた奥飛騨温泉郷は想像以上に自然が豊かな場所。特にまだ山が冠雪している事に驚きました。せっかくだから近くでみたいと思い、奥飛騨ロープウェイを使って山の上まで上ってみました。
標高2156m地点まであっという間に連れて行ってくれます。
上まで上ると展望台があり、そこでひとしきり景色を楽しみ、写真を撮りました。特に何かあるわけではなかったけど、とても楽しい時間を過ごすことができました。
またいつか来よう。でもロープウェイ往復で3000円もする...ちょっと高い(笑)
その後下山し、目的の高原川の下見へ。
時期的にはまだ雪代のシーズンですが、ここは温泉地帯なので他の所よりも水温は高く、早い時期から魚の活性は高いようです。そして驚いたのが、これほど標高が高い場所を流れているのに対し、水量が多いこと。そして周りの広葉樹の多さ。関西だとほとんどがスギやヒノキなので、とても羨ましく感じる。
これは大きさ魚が育つ訳だ。
軽く下見を済ませたところで、予約していた宿へ向かいます。今回は2泊するのでペンションにしました。それもとても魅力的な宿。
『中尾高原ヒュッテ』という名前の宿。
スイスの山荘をイメージしたそうです。外観もとても素敵ですが、ここの魅力は温泉と宿泊料金。1泊2食付きで一人10800円。休日平日問わず。ちゃんと利益とってますか...?
宿をチェックインをする。2晩とも客は僕たちだけみたい。やったね、貸し切りだ!まぁ平日に来ましたので。
チャックインして早々温泉を見に行きます。
3種類の温泉があり『岩風呂』『檜風呂』『ジェットバス風呂』。今回は宿じたいが貸し切りですが、この温泉は別々の小屋の中にあり、他のお客さんがいても貸し切りで入る事ができます。
色は透明ですが、湯の華がたくさん入っており、硫黄の香りが漂っており、いかにも温泉という感じ。食後の温泉が楽しみだ。
温泉を見終わった後、部屋へ戻ろうとすると友達が面白そうな物を発見。
望遠鏡です。
ビックリする程遠くのものをハッキリ視る事ができます。望遠鏡がこんなにすごい物だとは知りませんでした。これで夜に星みたら楽しいだろぅなぁ。
その後少し部屋で寛いでから午後6時から夕食。
待ってました!
このクオリティの料理が一泊10800円で出てくるの!?
見た瞬間よだれが止まりませんでした。
飛騨牛はとても甘くて、脂があるのにくどくなくてとても美味しい。だけどそれ以上にトマトグラタンが美味しくて驚きました。トマトの上にホタテも乗せてチーズで焼き上げており、このホタテがめちゃくちゃ美味。オーナー自慢の料理みたいです。
大満足です。
ですがこれで終わりではなく、食べ終わると次は山菜の天ぷらも持ってきてくれました。先ほどの料理でも結構なボリュームだったのに、そこからさらに美味しそうな料理が。
嬉しい悲鳴(笑)
『タラの芽』と『コゴミ』、あと名前忘れた『何かの山菜』、とエビとホタテですね。
全部美味しい。最近は山菜にも興味が出て来て、コゴミはいつか食べてみたいなー、と思っていたのでこのタイミングで食べる事ができて、とても嬉しかったです。多分今までなら「何かよく分からないけど山菜」で終わらせていたと思うので、知識が増えた分、楽しみ方も増えたのを実感しました。
全て本当にとても美味しかったです。
その後部屋に戻ってバタンキュー。お腹が膨れて、一気に眠気が襲ってくる。またこの部屋が素敵だこと(笑)
その後眠い目を擦りながら、温泉へ入り、速攻で眠りにつきました。
とても充実した1日目。これだけでも充分楽しめましたが、明日はいよいよ渓流釣り。
ただ長くなってしまったので、続きは次回へ。
↧続き
↧今回泊まった宿