年の暮れ。
毎年秋の終わりからヒラメやらメジロやらで賑わっている遠州サーフ。僕が愛知県に住んでいる時はそんな話一切聞かなかったけど、最近どうなっているんだ。
今年は遠征続きで年末年始は家でゆっくりブログの更新でもしようと思ってたのに、若さんからラインが入る。
「今遠州やばいっすよ」
気になってたところにこんなライン入れられたら黙って行くのが男ひだまり。
そんな訳で行ってきました、遠州サーフ。

遠州サーフと一言で行っても、日本で一番長い砂浜なので、それこそポイントは無限にある。(だけどこの時期の遠州はその無限にあるポイントすら油断すると激混みで入れないこともあるから恐ろしい)
愛知に住んでいたのも随分前なのでもうポイントもうる覚え。どこが良いか、若さんに聞いてそこで待ち合わせ。
この時期の遠州は人の入りが凄まじく、夜明け前から入らなければまともなポイントへは入れない。
初めて入ったポイントで真っ暗な中、若干の波からの照り返しの光を頼りにポイントを選ぶ。
なんとか良い感じのポイントに入れた。
まだ暗いけど、釣れるみたいなのでとりあえずZバーティスをキャスト。ゆっくり巻く。
テロテロテロ〜
ガツッ!
なんといきなりHIT!素晴らしいポイント選びじゃないか!笑"

上がってきたのは40cmぐらいのマゴチ。
ずっと釣りたくて追い求めていた夏の魚を冬に釣り上げました!だけどキープするにはもう一つサイズが足らないので、リリース。
大っきくなって、また釣られにおいで。
その後同じ場所を攻めていると、再びヒット!
上がってきたのはソゲ、だったけど波打ち際でバラシ!
残念。
その後は反応ない時間が続き、周りの人たちもどんどん帰っていく。
ここで若さんと合流。
ニュージーランドに行く前に会ってから初めて会うので実に3年ぶり。久しぶりの再会もそこそこに並んで釣りをしていたら、若さんに大物ヒット!!
なかなか上がってこない獲物に期待が膨らむ!
その時の様子がこちら。
結局姿見れなかったけど、なんだったんだろう。(内心ボラだと思ってる)
(笑)
その後本当にアタリがなくなり、若さんは仕事があるので帰っていきました。
僕はというと正午ぐらいまで粘りましたが反応がなく終了。場所を移動します。午前は豊橋サーフで釣りしてましたが、若さんから浜松サーフも好調と聞いたので、夕まずめは浜松サーフで釣りすることに。
それにしてもgoogleマップの進歩は凄まじい。
今や海岸の名前を入力すると、しっかりとその場所が表示される。(以前はそこまで細かく記録はされていなかったと思うけど...)
そんな訳で初めて聞いた海岸にも関わらず、アッサリと現地に着き夕まずめ。
豊橋サーフよりも少しだけ水深があり、これは青物が期待できる。
と!目の前で小規模ボイルが!
すかさずルアーを投げ込むが、反応なし。
だけど帰ってきたルアーを見ると....

うん、こりゃあ喰わんね...(笑)
次第に空が暮れていき、辺りはすっかり真っ暗に。更には小雨まで降り出す始末。それでもせっかくここまで来たのだからと、寒くて雨も降ってる中キャストしていると待望のヒット!
慎重に上げてくると

30cmぐらいのソゲでした。だけどこの際サイズなんてどうでもいい。こんな状況の中、よく一本出したよ...。
その後も結構粘って釣りをする。
聞いた話によると、遠州のメジロ・ブリは夜にも出るらしい。そんな噂を信じて投げ続けたものの、結局夕まずめはソゲ1匹で終了。
まぁ頑張った...。
翌日は浜松を越えて、掛川のサーフで釣りをしようと考えていた。
どうせなら遠州のサーフ全てチェックしたい。そう思い、掛川サーフの駐車場で夜を明かしたものの、朝起きるとなんと爆風で海は大荒れ。とても釣りできる様子じゃない。
一晩でここまで海の状況って変化するものなの!?と疑問に思ったものの、恐らく豊橋や浜松のサーフより掛川のサーフの冬の北西の風の影響を受けやすいのだと思う。
しっかり天気図を見ておくんだった。
風裏で釣りするには駿河湾方面に行くしかなく、着いたところで朝マズメには間に合わない。そうとなれば、逆に諦めがつくもので、朝マックしながらゆっくりドライブを楽しみつつ、駿河湾方面へ向かう。

向かった場所は前々から気になっていた『大井川河口』。
魚を釣る気はもうないけど、今後のため場所の様子を確認しておく。
河口の外側は全体的に浅く、サラシも出ておりシーバスが釣れそう。で川の内側はどうかというと、これもなんとなくシーバスが出そうな形状をしている。
近くに住んでいたら通ってるなぁ。
なんだかんだ2時間は釣りをしたものの、釣果はなし。
帰り際で工事の警備員の方と目が合ったので、軽く会釈すると、色々と情報をいただけた。どうやら僕が入った時間からでもヒラメやマゴチは問題なく釣れるらしい。ここ最近毎日釣り人がヒラメを持って、戻ってくるとのこと。
うーん、もう少し真面目にやっておけばよかったな、と反省。
夕マズメは『三保の松原』で釣りをすると決めていたので、現地へ向かう。

おぉ!富士山がハッキリと見える!
ここも以前から何度も釣りしたいと思っていた場所。しかし静岡は他に魅力的な場所が多すぎるので、結局来れず仕舞いだった。
今回ようやく三保で初釣行。
驚いたのが、駐車場がしっかりと整備されていた事!しかもトイレ付き。釣りしてくださいって言うてますやん、これ...(笑)
そんな静岡県の意図汲んで、暗くなるまで思いっきり投げ倒しました。
午後3時から入り真っ暗になるまで、投げ倒す事2時間半。すっかり暗くなった光量変化のタイミングで一度、そこそこのサイズの魚がヒットするも、すぐにバレてしまった。
なんじゃい、と思いルアーを確認してみると、フックが折れてました...。

一応がまかつのMH付けてたんだけどな〜。
残念。
だけど『かっ飛び棒』が結構良い仕事してくれているので、それでOK。
三保は太刀魚も釣れるらしいので、太刀魚狙いつつ、シーバスも狙いつつ、ヒラメも狙って、あわよくば青物も、と思って全て狙えるかっ飛び棒投げてたんですけど、欲張りすぎましたね(笑)
その後ミノーやシンペンを投げ倒すも反応がなくなったので、就寝。

前日は三保の松原の外海側でやり反応があまりなかったので、朝マズメは内側に入りました。
情報とか見ても青物が釣れていたのは内側が多かったので、結構期待して入ったものの。

空がキレイなだけでまるで全く反応なし。
あまりに反応がないので、途中跳びキングで思いっきりキャストする着底まで30秒近く掛かる場所がある。一応サーフなんですけど、ここ...笑”
駿河湾の急深具合はホント日本一ですね。
これまでやってきた感じ遠州サーフの方が反応が良かったので、朝はスパッと諦めて遠州サーフへ移動。
そして訪れた夕まずめ。


コノシロの大行列に遭遇。
1時間以上ずっとコンシロの群れがルアーの行く手を遮り、何度も何度も引っかかってくる。
最初はこのシーバスとか付いている事を期待しましたが、群れの規模が大きすぎて諦めて帰りました(笑)

ネットではすごく騒がれている遠州サーフ。
実際ベイトも見られたし、反応もそこそこあったし、良くない訳じゃないけど、あまりに騒がれ期待が大きかった分、ちょっと肩透かしくらいました(笑)
でも良い日はすごく良いんだろうなー。
なんだかんだ静岡ドライブするの楽しかったし、久しぶりに若さんにも会えたし、麻婆豆腐美味しかったから、楽しい遠征でした。
日程 | 12月下旬 |
時間 | 日の出前から日の入りまで |
場所 | 遠州サーフ、大井川河口、三保の松原 |
釣果 | マゴチ ソゲ |
【タックルデータ】
ロッド・・・【ラブラックスAGS 106MH】
リール ・・・【11ツインパワー 4000XG】
ライン・・・『G-soul X8 1.5号』
リーダー・・・『ナイロン7号』
【ヒットルアー】
ZバーティスのF(フローティング)。水深が浅い場所で、まだ夜が明け切る前だったので、かなりデットスローで巻いていたらマゴチがヒット。同じ場所・ルアーでソゲもヒットさせましたが、バラシ。ヒットカラーは『3Dバーニングイワシ』
超ヘビーシンキングペンシル。ただ投げて巻くだけ。重すぎると思いましたが、案外問題なく引けました。遠浅の遠州と意外と相性が良かったです。ベイトが大きい時、大きいシルエットでしっかりアピールさせたい時に。ヒットカラーは『サラシボタル』