前々からちょくちょく釣れていたカマス。
アジに混じって釣れていた程度なので、狙い方であったり、釣れる場所(ポイント)、ワームは何が良いかなどよく分かっていませんでした。
それが今回ひょんな事からカマスの群れに遭遇。
伊勢志摩のカマスのことについて少し分かったので、報告します。
向かった先は南伊勢の某湾。
ここでは以前からアジが好調だったので、この日もアジ狙いで来ました。
夕まずめ。
アジの回遊を期待するも、全く反応なく終了。
その後常夜灯が点いているエリアを回るの20cmに届かないアジしか釣れない。
やり続ければ中アジが釣れる可能性もあるけど、見切りを付け、目星を付けていたポイントへと向かう。
その場所は常夜灯などのライトは一切なく、急深でかなり水深があるエリア。
またワンドになっているため小魚などのベイトが溜まりやすい。
以前何度かボイルが発生しているのを見ているので、大型魚がいるにはいるが、夜に釣りをするのは初めて。
地形は理想通りだけど、如何せん明かりがないのが不安要素だった。
初めての場所なので匂い付きのワーム(熟成AQUA)で狙ってみる。仕掛けはフロート仕掛け。
すると一投目から、反応が!!
確かにアタリがあった。
もう一度投げてみる。
すると先ほどよりも強いアタリ!
咄嗟に合わせるも乗らず。
今のは完全に咥えたようなアタリだっただけに残念、と思って回収してみると...。
なんとリーダーから切られてました!
この時点で「カマスだな」と推察。
1号のリーダーを使っていたので太めの1.5号に変更。またフックもアジ用のオープンゲイブからノーマル仕様へ。
そこにいるのは分かったので、実験でワームを匂いなしのアジキャロスワンプにしてみる。
何度か通すも反応なし。
カマスは回遊するので、もういなくなったかな?と思いつつ、今度はワームをガルプへ変更。
そして一投目。
いきなりヒット!
いるじゃん!
頭をブルブルと振るわせる引き、カマスだ。
やっぱりカマスには匂い付きのワームは効果絶大だった。
ここまでハッキリと喰いつきに違いが出てくれると分かりやすくて、とても助かる。
その後もヒットは続く。
真っ暗でどこまで飛んでいるかよく分からなかったけど、どうやらあまり遠くではなく手前の急深のブレイク付近で群れているみたい。
レンジは中層〜ボトム
アクションはアジと全く同じでチョンチョンとアクション入れてからのテンションフォール。
するとカマスがついばむように喰ってくる。
活性の高いカマスは強烈に咥えてくる。
だけど困ったことに強烈なアタリが出た個体ほど、飲み込んでいるらしく、リーダー切れ頻発した。
1.5号以上のリーダーはこの時持ち込んでいなかったので、アタった瞬間合わせてなるべく飲み込ませないようにする。
それにしても新月の大潮。
月明かりが全くない状態、常夜灯もない暗闇でもしっかり釣れることに驚いた。
やっぱり釣りはやってみないと分からないなーとつくづく実感。
最終的に25〜34cm程の個体を6本キャッチしたので、ストップしました。
丸々しててとても美味しそう(笑)
常夜灯があるとアングラー的にはポイントとして分かりやすくて助かるけど、それだけに頼ってちゃダメなんだと実感した1日でした。
タックルデータ
ロッド・・・『セフィアSS 803M』
リール ・・・『ストラディックCI4 C3000HG』
ライン・・・『PE0.4号』
リーダー・・・『フロロ1.5号』(※リーダーは2号以上あった方が良いと思います。エギ用の2.5号ぐらいあると安心)
ジグヘッド・・・『0.5g〜0.8g』
システム・・・『シャローフリークDIVE 11.7g』を使ったFシステム
カマスは中層〜ボトムでよくヒットするので、フロートはボトムを狙いやすいタイプのものがおすすめです。
Fシステムは三又サルカンで簡単にできますよ。
カマスは匂い付きのワームが非常に有効です。
エコギアの熟生AQUAでも釣れます。
どちらでも反応ありましたが、後ろからついばむような咥え方をするカマスには、ガルプの方がワームが固く持ちが良く、ズレが少ないのでおすすめです。
日にち | 2月13日 |
潮 | 大潮 |
時間 | 19:30~21:30(満潮付近〜下げ5分ほど) |
▼ポイントの見つけ方は下の記事を参照
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【初心者必見!】三重県のアジングのポイントは?釣れる時期や釣り方を解説!
どうも、ひだまりです! 伊勢志摩地方に移住してきて2年が経過しました。移住してくる前はそれほど得意でなかったアジングも、2年の ...
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