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熊野の釣り場を開拓してきた*

鳥羽より南の南勢・紀東エリアの青物の最盛期はどうやら10月11月らしい。その時に最高の釣りができるように今のうちの開拓をしておかなくてはと思い、熊野方面を開拓してきました。

南伊勢町を出るときは晴れていたのに、尾鷲に入った途端雨が降り出す。さすが降水量日本一。

新鹿ICを降りてすぐの景色

紀伊長島ICから熊野大泊ICまでは無料で高速道路を利用できるので、本当の便利。このまま串本まで高速延長してくれて、無料で利用できたらなー、なんて(笑)

熊野エリアの漁港は割とドン深の漁港が多い印象。いくつかの漁港や場所に目星をつけていて、あわよくばハタを釣ってやろうという魂胆もあってきました。

まず『遊木漁港』。Googleマップを見ても、ドン深地形が確認でき、潮通しも良さそうな漁港。漁港の中に入ると水は超クリア。これは期待できる。

意気揚々と釣りの準備をしていると漁港関係者の方が近づいてきて、「ここ釣り禁止だよ」と一言。なんですと?

そしたら奥に見える堤防は?「あっちもダメ」

これは困った。正直一番期待していた所だったのだけれど。まぁ他にもいくつか候補があるからいいや、と関係者の方に一瞥して遊木漁港を後にする。

空はすっかり晴れになり、初めて走る道はとてもワクワクする。そしてやはり熊野の海は南伊勢の海とは違う。海の青さも違えば、何か大物が釣れそうな、そんな気を起こさせてくれるポテンシャルをこの海からは感じる。

感じる。感じるのはいいのだけれど、回ってみて分かった。ここの海、釣り禁ばっか!!笑"

目星をつけていた漁港はことごとく全滅。挙句の果てに、漁港でもなんでもない磯場まで釣り禁止という状況。

厳しぎるやろ、熊野...。大泊より南は釣り禁止なんて看板、あまり見なかったので、この辺りだけ厳しいのでしょうね。

色々周って時間無駄に浪費した挙句、たどり着いた場所は。

『楯ヶ崎』

前々からここは一度行ってみたかった。恐らく紀東エリアで一番有名な地磯じゃないでしょうか?観光スポットとしても有名なので、駐車場と遊歩道も設置されており、それを利用します。

海の青さが、、、違うぜぇ。

薄暗い遊歩道を20分ほどかけて、歩いていきます。距離は2km程ありますが、しっかりと整備されているので、それほどしんどくはありません(行きは)。

そして到着。到着して思った。

「ここ、絶対釣れるやん!」

素晴らしいポテンシャルを感じた。磯場が広く、様々な地形の変化があるので、色々な狙い方、釣りができる。

そして実際に竿を振って分かった事は、意外と根掛かりしない。一か所だけ大きく突き出した根がそこでジグヘッド持っていかれたけど、そこ以外は着底さえとれれば、根掛かり皆無でした。水深もある。かなり良い楯ヶ崎。

と、それだけベタ褒めしたにもかかわらず、釣れたのはツバス一匹。一応ハタも狙ってみたんですけどねぇ、ダメでした(笑)

だけど実りある開拓でした。もう少し秋が深まってからまた来ます。

~帰り道~

無料高速ですが、尾鷲でなぜか一度高速が切れており、一時的に下道で尾鷲市内を走る事になるのですが、国道沿いに美味しいラーメン屋を発見。

その名も『風見鶏』。鶏白湯系のスープです。僕はドンピシャでした。磯歩きで汗を掻いた後のラーメンは最高に美味しい。そしてこのすぐ近くに 夢古道のという温泉施設があるのですが、ここの温泉、「海洋深層水」を利用しているらしいです。(なので正確には温泉ではありません)海洋深層水ってどこにでもあるものじゃないので、特別な感じがします

風見鶏で腹ごしらえしてから、夢古道の湯でのんびりする。

あぁ、この尾鷲を満喫してる感じ、好きだわ(笑)

【本日のヒットルアー】

ジャカジャカ巻きで中層にてヒットしました。

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