釣りの旅においてゲストハウスという選択肢を*

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皆さんは遠征の際、宿泊はどうしていますか?

車中泊派?

キャンプ派?

はたまた豪華にホテル利用?

どれもそれぞれの良さがあって、僕も好きなのですが、僕が今一番おススメしたいのが『ゲストハウス』に宿泊するという方法。コスト面・時短面では車中泊が最強だと思いますが、ゲストハウスにはゲストハウスの良さがたくさんあります。

ゲストハウスに宿泊するメリット

大まかにメリットが2つありまして。

1、値段が安い。

2、釣った魚を調理できる。

まず1に【値段が安い】。これは勿論ゲストハウスによります。よりますが、僕の感覚で言えばドミトリーで3500円前後、個室利用で6000円前後で宿泊できます。(ドミトリー:相部屋)この値段で室内で布団の上で快適に寝られるのですから、高くはないでしょう。場所によっては3000円台で個室に泊まれる所も結構あります。

それと思うのが、その町の雰囲気をより感じる事ができる宿が多い事です。ゲストハウスはその町に元々あった建物をリノベーションして作られている宿も多く、外観だけでなく中も以前実際に使われていた物に溢れているので、その町の歴史をより感じる事ができます。

そして2の【釣った魚を調理できる】。これも正直ゲストハウスによります。しかしゲストハウスは旅人の宿ですので、自炊ができる設備が整ったところは多いです。魚をその場で調理するだけならキャンプでもできますが、やはり野外で行うのと室内で行うのでは、調理のし易さに雲泥の差があります。

野外で雑に調理するのも一興ですが、室内の整った設備の中、釣ったばかりの魚を調理するのも楽しいものです。(※魚を捌く際は、オーナーに確認をとってからにしましょう。それとあまり大きな魚を捌くのはモラル的に止めておきましょう。それとできればまな板と包丁は持参した方がいいと思います。特にまな板は魚臭くなるので、次に使う人の事を考えて持参がいいでしょう。包丁は単純に切れない場合が多いです。)

八丈島にある『バンガロー・クー』

【おススメのゲストハウス】(※ゲストハウス以外のおススメの宿も含みます)

北海道エリア

ゲストハウス ランタン

こちらは知床半島のウトロにある宿です。ゲストハウスですが、自炊はできず朝夕の食事を提供してくれ、一番高い部屋でも8,640円とお手頃です。一人から宿泊可能で、素泊まりもできます。ゲストハウスというより民宿に近いかもしれません。素泊まりの際はすぐ近くにある『波飛沫』というラーメン屋兼居酒屋がありますので、そちらを利用するのが良いかと。

9月10月は鮭釣り最盛期です。また鮭釣り以外にも知床にはオショロコマやカレイ、ホッケにブリと釣り物が多くあるので、しっかり宿で休息して釣りに向かうと釣果がアップするかもしれませんね(笑)

釣った鮭をその場で食べたいという方もいるでしょうが、そんな方は同じくウトロにある『国設知床野営場』がおススメ。名前の通り国設で一泊400円とバカ安い料金でテント泊できます。テント場の周りに熊避けのフェンスがあるので熊の心配をすることなく安心してキャンプを楽しむ事が可能です。しかし営業期間が6月~9月までと短いのがネックです。

▼ このゲストハウスに宿泊した時の釣行記事

東北エリア

花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館 自炊部(岩手)

こちらは花巻空港からすぐの場所にある湯治宿になります。湯治(とうじ)という単語を私は恥かしながら宿泊する前まで知らなかったのですが、温泉に入り療養するという意味の言葉で、何日も宿泊する事を前提としています。そのため宿泊料金が安く設定されており、素泊まりで一人だと4500円、二人だと6400円(一人3200円)で宿泊可能です。

さらに湯治の際は自炊をして食事を摂るのが一般的らしく、立派な台所があり、大きい鍋からフライパン、大小さまざまな食器が揃っており自宅で調理するよりも整った環境で料理を作る事ができます。またガスコンロが10円を入れて使用するかなり年期の入ったものが置かれてあり、それがまた風情を感じさせてくれます。

豊沢川(とよさわかわ)沿いに建てられており、釣りはこの川での渓流釣りがメインとなるでしょう。川にはヤマメ・岩魚が放流されており、川には豊沢ダムもあるのでダムで育ったランドロックサクラマスや大岩魚も狙えると思います。

ゆっくり釣りをして、温泉でのんびりしたい。そんな人向けの宿です。

※ちなみに近くにある『大沢温泉 湯治屋』という宿もおススメです。こちらも同じく湯治宿になります。こちらは一人で泊まっても素泊まり3300円なので、値段はこちらの方が安いですね。かなり人気の宿ですので、満室の場合は鉛温泉に泊まったり、逆に鉛温泉が満室の場合はこちらの宿に泊まったり、その時の状況で予約を入れるのが良いと思います。

10円投入式ガスコンロ

YUKKURA INN ~ゆっくらイン~(福島)

こちらは会津若松市にある宿になります。位置づけはビジネスホテルが一番近いと思います。本館である『会津東山温泉 庄助の宿 瀧の湯』が運営している宿になり、一切サービスの提供がなく、その分安く宿泊できます。一人で泊まっても7000円、二人で泊まれば一人3500円で宿泊できます。

駐車場完備で市内中心部からほど近い場所にあるので、夜にふらっと何か食べに行くのにも便利です。室内に立派なキッチンと簡単な調理道具も置いてある為、部屋で食事を作る事も可能です。

お風呂は建物内にもありますが、本館の温泉の利用することが可能で、あまりに立派な温泉施設には度肝を抜かれます。

周辺にはスモールマウスバスが釣れる猪苗代湖をはじめ、只見川、阿賀川といったサクラマスが釣れる川もありますので、この宿を拠点にして色んなジャンルの釣りをして、帰ったら温泉なんて釣行がしたいものですね(笑)

関東エリア

八丈島 バンガロー・クー(八丈島)

こちらは八丈島にあるバンガローになります。平屋を一棟借りるスタイルの宿で、棟の中は普通に生活できる環境が整っております。特にキッチン周りが面白く、調理器具は勿論のこと、冷蔵庫の中には前の人の使い余った調味料が残されている為、調味料代を浮かせる事が可能です。(※調味料の余りは棟によります)

料金は2泊以上の場合で一人の場合8000円、二人でも8000円(一人4000円)になります。(一泊だけだと+1500円)

島では日本記録のヒラマサのはじめ、カンパチ・カツオ・スマガツオ・キハダマグロ・シマアジ・ムロアジ・マダイ・アオリイカなど、青物を中心にさまざまな憧れの魚を釣ることができます。釣期は春か秋が良いようです。

釣った魚をその場で調理して食べるという、釣り人の夢が詰まった行為が実際に可能であり、誰にも邪魔されないし、島という環境がより一層楽しさを膨らませてくれる事でしょう。

島で釣ったアオリイカの盛り合わせ

また八丈島には多数温泉が湧いており、宿の近くにも絶景の『みはらしの湯』や無料で入れる『洞輪沢温泉などがあり、思いっきり釣りを楽しんだ後に温泉で疲れをとって、バンガローでのんびりする、という楽しみ方もありますね。

▼ この宿に宿泊した時の釣行記事

中部エリア

ゲストハウス りん(静岡・伊豆)

こちらは南伊豆にあるゲストハウスです。伊豆下田をさらに15分程南下した、青野川沿いに建てられております。2017年にオープンしたばかりで、ゲストハウス業初体験、本好きの気の良い夫妻によって営業されてます。

料金はドミトリーで4000円、個室で4500円になります。下田周辺で一人で泊まれ、かつ調理もできる宿はここだけだと思われます。

食事の提供はありませんが、南伊豆という土地柄、食事処には事欠かず、聞けば周辺のおススメ処を教えてくれます。また立派なキッチンもあるため、釣った魚を調理する事も可能です。(※一声かけましょう)

目の前を流れる青野川では、ヒラスズキ・マルスズキ、すぐの所にある河口ではマゴチやヒラメ周辺の漁港ではアオリイカや尺メバルなどを釣ることができます。釣った魚を調理しても良し、また釣った魚をオーナー夫妻に上げるとものすごく喜んでもらえます(体験談)

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伊豆見高入谷高原温泉(静岡・伊豆)

出典:河津観光HP

こちらは温泉施設が運営しているコテージになります。ロフト付き・バルコニー付きのワンルーム部屋となっております。部屋に簡単な調理場が設けられているため、料理を作る事も可能です。歩いてすぐの所に運営元の温泉施設があり、そこで季節の野菜が販売されている時もあります。またこの温泉はコテージ利用者なら何回でも無料で利用できます

料金は2名からの利用で大人一人3800円(二人で7600円)。一人で利用可能か定かではありませんが、平日の予約が少ない時期であれば交渉次第で可能だと思われます。

近くには伊豆稲取港があり、ここではアオリイカ、またゴロタでは尺メバルの実績があります。南下した所に河津川が流れており、ここの河口はヒラスズキ釣りのメッカとなっております。

伊豆稲取に寄った際おススメの食事処が『網元料理徳造丸 本店』。本格網元料理なので、それなりのお値段がしますが、定番のキンメダイの煮つけや変わりどころでアブラボウズのアラ煮など、どれをとっても美味しい素晴らしい伊豆料理を楽しむ事ができます。

▼ この宿に宿泊した時の釣行記事

アンビエント伊豆高原コテージ(静岡・伊豆)

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こちらは伊東市にある一棟貸し切りタイプのコテージになります。コテージのタイプはいくつかあり、指定はできずランダムで決められます。大家族が住むことが可能な程広いコテージに温泉を引いており、温泉につかりゆったりくつろぐ事ができます。庭もありますのでバーベキューもする事が可能です。(※温泉はコテージタイプによってない場合もあります)

料金はコテージタイプ・シーズンによりバラつきが大きいですが、温泉付きのコテージで最安値二人で9300円(一人4650円)からあります。温泉なしのタイプだと7980円(一人3990円)から宿泊可能です。

近くには城ケ崎海岸・いがいが根と行った一級磯があり、カンパチ・ヒラマサ・ハマチなどの青物が狙えます。また冬場は周辺のゴロタで尺メバルを狙う事ができますので、メバル釣りを楽しんだあと、冷えた身体を温泉で暖まるのも楽しそうですね。

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北陸エリア

しろくまイン(富山)

こちらは富山市にあるゲストハウスになります。カナダ人の主人と日本人の奥さんで経営されております。駐車場完備。

部屋のタイプが和室・洋室とあり、洋室が二人でも一人でも一部屋8000円、和室が9000円となり自炊はできませんが、この値段で朝食が付いてきます。朝食はカナダ人のご主人が作るアメリカンブレックファーストで、ボリュームがあり朝からしっかり活力をつけて行動できます。

夕食の提供はありませんが、周辺には食堂 天保』や『天よし』といった富山の海の幸を味わえる食事処が多数あり、聞けば案内図をもらう事ができます。また近くにライトレールと呼ばれる路面電車の駅があり、片道200円で富山駅まで出る事ができ、交通の不自由はありません。

すぐ近くの海岸『岩瀬浜海水浴場』はホタルイカが掬う事ができる砂浜として有名で3月~6月の時期になると、ホタルイカ掬いの人でごった返します。ホタルイカシーズンの時期に行くと、ホタルイカパターンでシーバスやクロダイ、メバルに大アジと多様な魚種を狙う事が可能です。また隣を流れる神通川ではシーバスやサクラマス(※抽選制)を狙う事ができます。

ほんまちの家(富山・高岡市)

こちらは富山県高岡市にあるゲストハウスになります。築80年の町家をリノベーションして作られています。家の中は、中庭や蔵・急なはしごといった元々あった物も残しつつ、トイレやキッチン・バスルームなどはキレイにリノベーションされており、歴史を感じつつも快適な宿泊を行うことができるようになっております。

宿が建つ通りも古い町並みが残されており、近くには高岡城があります。自転車をレンタルする事ができますので、時間があれば周辺を散策してみると有意義な時間が過ごせるでしょう。

料金はドミトリーで一人3500円、一棟貸し切りで20000円となっており、個室部屋はありません。(※HPではドミトリーの予約欄が消えておりますが、他のサイトでは記載がありますので、ドミトリー希望の場合はオーナーに直接聞いてみる必要があります)

キッチン周りも充実しており、必要な調味料は揃っているので、一通りの料理は作る事ができます。また近くにスーパーもありますので、必要な際はすぐに買い出しが可能です。また周囲には飲食店もありますので、富山料理を楽しむのもいいかもしれません。

近くを流れる庄川の河口はシーバスの有名ポイントであり、かなりの実績があります。また他にもクロダイやヒラメ、マゴチも釣ることができます。少し車を走らされば、有名な氷見漁港があり、アオリイカやクロダイ、キスやアジがよく釣れる漁港です。

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【番外編】

中尾高原ヒュッテ(岐阜・奥飛騨温泉郷)

こちらは岐阜県奥飛騨温泉郷にあるペンションになります。今回の記事のコンセプトとは一致しない宿になりますが、数多くの宿に泊まってきた私が人生の中で一番感動した宿なので紹介させてもらいます。

宿の良し悪しを決める基準は人それぞれでしょうが、私はコストパフォーマンスにあると思っております。高いお金を払えばいくらでも高級な宿に泊まる事ができ、勿論その場合得られる感動もあるでしょう。しかし逆に高い宿でも、それほど感動のない宿も多くあり、高い値段を宿が要求したのであれば、それに見合った感動をお客に提供するのが宿のとるべき行動だと私は考えます。

まずこの宿の料金ですが、特定日(お盆や正月)以外は一泊二食付きで一律一人10800円となっております。

お部屋はお世辞にも広いとは言えませんが、スイスの山荘をイメージしたカントリー風のお部屋になっております。

宿は自然豊かな高原の中にあるので、春は新緑と残雪、夏は豊かな緑、秋は紅葉、冬は雪とどの季節でも確かな自然を感じる事ができます。

宿の周辺は何もありませんが、その何もない時間を楽しむのが良いでしょう。しかし車を出せば、すぐ近くに『新穂高ロープウェイ』や、名物の『新穂高の湯』があります。さらに足を伸ばせば、廃線を利用した『レールマウンテンバイク Gattan GO!!』や大正池や河童橋で有名な『上高地』などもあります。

『トマトグラタン』ホタテを乗せてチーズで焼き上げており、旨味が口の中で広がります。

夕食は午後6時に振舞われます。夕食は飛騨牛の炉端焼き・オーナー自慢のトマトグラタン、その他の品は季節によって多少の変化があるようです。春には周辺で採れた山菜の天ぷらが提供されました。夕食はボリュームたっぷりかつ、どれも美味しくこれだけでもこの宿に泊まって良かったと思わせる程です。

そして極めつけは温泉にあり、この辺りは奥飛騨温泉郷という非常の泉質と湯量に恵まれた土地になります。その恵まれた温泉を利用して、この宿では3つの露天風呂を貸し切りで堪能する事ができます。

近くを流れる高原川、その支流の蒲田川ではヤマメ・岩魚・ニジマスを釣ることが可能です(※要入漁券)広葉樹に囲まれたこの地では虫の数が多く、それを餌にする渓流魚たちのプロポーションは抜群に良いです。また温泉地という事もあり、解禁当初からある程度の水温がある為、他の場所がだめでもここは活性が高い、という特徴もあります。C&Rエリア(キャッチ&リリース)があるため、初心者のルアーマンでも比較的容易に渓流魚を釣ることができるのも特徴です。

宿でのんびりするもよし、出掛けて楽しむのもよし。ご飯美味しく、温泉もある。奥飛騨温泉郷という土地を最大限生かし、それをローコストで提供しているこの宿は、何度でも宿泊したいと思わせる魅力がある、私一押しの宿です。

▼ この宿に宿泊した時の釣行記事

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