熊野川河口で釣ったヒラメ。
これを5日間寝かせました。
熟成はとてもいい感じにできたと思います。中の血の酸化も見られず、変な臭いもしない。
これを刺身と煮つけにしました。
ヒラメが大きすぎて、5枚卸にしてその一枚の身を半分に切ってようやくフライパンで煮つけにできました(笑)
それではいただきます。
正直釣った時から少し感じてました。
そして捌いている時に確信に変わりました。
えぇ、全然脂がノッてません。
ヒラメは美味しいと思われてますが、それは養殖の脂のノッたヒラメだから。そして脂のノリが悪い天然のヒラメ...正直いまいちです。
身に旨味はあります。ただ美味しいか?と聞かれれば、「まぁ美味しいけど...数枚でいいかな」となります。
前回釣ったヒラスズキの方が何倍も美味しかったです。
釣り上げた際、ベイトを2匹吐きました(アジかコノシロっぽい)、そして胃袋にイワシのようなかなり消化された魚も入っていたので、餌は豊富に食べていたのでしょう。ただ12月の初め。熊野ではまだ海水は暖かい時期なのでしょうか?もしかしたらこれから魚をいっぱい食べて脂がノリ、美味しくなってくるのかもしれません。
ヒラメ=美味しいという憧れを壊してしまい申し訳ありません。
ただ勿論、個体によるでしょうし、場所や時期にもよるのでこの一匹で決めつけるのは早計です。ちなみに今まで僕が食べた魚ランキングで一番美味しいサゴシとヒラスズキは熊野産です。
なので僕は熊野の魚をブランド視しています。
そしてこれからも通い続けます。