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幻のカニを捕まえた【ドウマン蟹】

南伊勢町に引っ越してきて、ちょうど一年。本当に素晴らしい所で暮らしているなという実感がある。季節が変わるたびに新たな発見があり、それは僕の予想をいい意味で越えていくものばかり。

そうそう。最近畑を手に入れまして、お手入れをしました。

まずは雑草を刈って、2~3日放置して乾燥させる。冬なのですぐに乾燥してくれる。水分がなくなったら、火をつけて燃やし、それも肥料として耕す際に土に混ぜる。

お隣さんが土いじりが好きな方で、草刈り機から耕し機まで何でも持ってて、貸してくれる。畑も隣の方のご厚意で無料で貸してくれた。(マジでいい人)

小さいころ、一軒家のモデルルームの見学に行くのが好きで、見学に行っては「将来庭付きの家を買って、そこで家庭菜園をやる」と考えていたものだけど、まさか畑を持つことになるとは思いませんでした(笑)

良い感じに耕すことができました。これだけやってもまだ半分。機械でやっても大変な作業でした。機械がない時代は全部手作業でやっていたと思うと、頭が下がります。

残りの半分のスペースは鶏小屋を建てて、鶏の飼育スペースにしたいと思います。

夢は広がるばかり...ニシシ(笑)

土を耕すとミミズやダンゴムシなど、昆虫をたくさん見ます。
こういう虫たちが畑をより良いものしてくれているのだと感じる事ができます。

畑を耕し終わって、夜に近場でちょこっと釣りへ。何も釣れませんでしたが、海の底を動く黒い大きい物体が...。

よく見ると蟹ですが、見たことのない蟹。だけど反射的に掬ってしまった。

家に持って帰る。

大きなハサミを持った大きな蟹が獲れた。

大きさはこれぐらい。僕の握りこぶしより大きい甲羅の大きさです。見た目はワタリガニに似てますが、ワタリにしてはハサミが大きすぎるし、なんか色も変。

調べてみると名前が分かりました。

【トゲノコギリガザミ】という蟹だそうです。浜名湖では【ドウマン蟹】という名前で親しまれており、市場でもその名前で流通しているみたい。どちらにしても聞いた事ない...。

だけど味は絶品だとの事。ほとんど獲れる事がないそうで、幻の蟹と言われているみたいです。獲って良かった(笑)

初めて食べる蟹なので、蟹本来の味が分かる『蒸し調理』でいきたいと思います。

小さい蟹だとそのまま蒸し器に突っ込めばすぐに絶命するのでしょうが、この蟹は多分中で暴れまわります。なのでまず『絞め』なくてはいけませんが、今まで蟹を絞めた事がないのでやり方が分からない。

でもネットで調べると動画で出てきました。

https://www.youtube.com/watch?v=GR-znlBVWow&t=45s

口に針を突っ込んで、上にくいっと捻ればいいんですね。

実際にやってみると、

絞める際ハサミで攻撃してくるので怖かった。

なんとかできました。動画のように絞めた際、ハサミが取れました。分かり易くていいですね。

で、締まった蟹を蒸し器へ投入。

大きいので25分蒸しました。

そして出来たのがこちら。

めちゃくちゃ美味そう。

ではまず味噌を1口。

ぱくっ。

うまー!!!めっちゃ濃厚です!味噌の味の美味しさはズワイガニと遜色ありませんね。

続いて身の方をいただく。本体を手で割ると、頑丈そうな見た目とは裏腹に簡単に二つに割れたのが驚き。

そして味噌がたっぷり付いた身をぱくり。

うん、めっちゃ美味い(笑)

美味しさ的にはワタリガニと同じぐらいですが、身に量がありますので、しっかり味を堪能する事ができます。

そして最後に。

ハサミ部分をいただく。

取り出しにかなり苦労して、一口。

ぱくっ。

!!

くっそ、美味い!!

身も十分に美味しいですが、こちらの方が明らかに美味しい。ハサミの身ってこんなに美味しかったのか!

すげーじゃん、ドウマンガニ!笑"

味噌は濃厚、身の量は多く、ハサミの味は最高。素晴らしい蟹だ。

甲羅に残りついた味噌がもったいないので、締めに麺にしていただきました。これまたドウマンガニの味噌の風味がしておいしゅうございました。

春には小鮎が釣れ、夏にはウナギを獲れ、冬には蟹が獲れる。

南伊勢最高だな。(笑)

スチームプレート。これで自宅のお鍋が蒸し器に大変身。よく蒸し料理作り人に。

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